愛してるのに、お別れなんだ
ほんと長いです!!どうしても記録しておきたくて。
初めて担任をもった子どもたちと、もうすぐお別れ。
もう、大好きで、たまんない。
のに、もう一緒にいられなくなっちゃう。
センセーって、毎年こんな想いしなきゃいけないの?
おはよー!
から、さようならジャンケンまで、毎日一緒だった子どもたち。
9月から、誰よりも近くにいた人たち。
求めることも、多くなっちゃって。
こないだ、久々にセンセー爆発。
きっかけは、たいしたことない。
ただの、朝自習の態度。
時間の使い方がもったいない、そんなありきたりなオセッキョウから始まって、なんだか感情が雪だるまみたいになってく。
「今すぐ校長室に行って担任変えてくださいってお願いしに行きなさい。私は、キミたちがよりよくなれるのであれば、誰一人恨まないから。」
もう、こうなると、止まらない。
攻める、責める。
子どもたちは半泣き。
でも、なんか止まらない。
・・・ん?これって、恋人とケンカしたときみたいじゃない??
思ってもみないことが口から出る。
「来年は、この学校にはいたくないですって、校長先生にお願いします。」
とか言ってしまって。
みんなはシーン・・・。
誰一人、動けない雰囲気。
そう、あたしのせいで!!(・∀・)
「時間がもったいないから、漢字テストしましょうか。」
というと、
クラスの優秀な子が首を縦にふる。
「じゃあ、テスト隊形に。」
みんなはテスト隊形になって。
テスト用紙を配っていたころ。
怒鳴られ率NO.1の■君が、ふと立ち上がり。
てくてく歩いてきた。
そんで、あたしの袖のあたりをつまんで。
「・・・先生、ごめんなさい。」
クラスの時間が止まった。
・・・涙が出た。(毎回泣いてるね、あたし)
思わず抱きしめてしまう。(毎回抱きしめてるね、あたし)
■は、かたづけや、習慣的なことが苦手な子。
ランドセルやジャンパーはそのへんの床の上、机の中はいつかのプリントがミルフィーユみたいになってて、お道具箱はもうすぐ溶けそう。
前に揃えた筆箱の中身はすぐになくなり、いつかは筆箱もなくなった。今は、えんぴつ一本しかない。
名前書かないからなくなるんじゃない?って二人で話し合って、カッターでうしろんとこ削って、そこに名前彫ってあげたえんぴつ。
忘れ物もひどい、なんてもんじゃなくて、持ってきたらほめるくらい。
担任になってしばらくしたころ、初対面の女の子に顔パンして問題になったっけ。
消火器振り回してケンカして、職員朝会中に子どもたちが呼びにかけつけたこともあったっけ。
一番多く怒鳴ったのもこの子。
キレちゃいけないんだけど、
一番多くキレたのも、この子。
だからなのか、ほかの子どもたちも、「また■か。」って感じの雰囲気だった気がする。
でも、こういう時に、一番敏感にヒトの気持ちを察することができるのが、この子。
「自分はふだんからちゃんとできてるし。」
とかって、ヒトを責めるのでなく、
なんかあったら、なんかできるのは、この子。
ヒトの眼なんか気にせず。
抱きしめて、「■ごめんね」って言いながら、クラスの子たちに気持ちをぶつけてみた。
だって、くやしいじゃん。
ふだんちゃんとできてるだけが、エライんじゃないじゃん。
だれかが、「■泣いてる・・・」ってつぶやいて。
ふと、■を見ると、ポロポロ涙が出てる。
そしたら、■が、
「オレ、K先生いなかったら、なんにもできないよ・・・
いなくなってほしくないよ・・・」
もう、感激しすぎてぎゅっと抱きしめた。
「ありがとう、本当に好きだよ、■」
しばらく時がとまって。。。
そしたらね、
ある女の子が、
「先生、ごめんなさい」って立ち上がって。
この子も、こないだ一緒に泣いたんだ。
ありがとね。
とってもうれしくて、ありがとう、●ちゃんっていおうとしたら、
またひとり、「ごめんなさい」
「ごめんなさい」
「先生、ごめんね」
って、全員が立ち上がっちゃった。
びっくりした。
「この後のこと」をまったく考えてなかったから、教師として。
8月末。
校長に呼ばれて、
「実は、▲先生が、病休に入られることになって、後任をK先生にお願いしたい。」
って。
担任でない立場からこの子たちに関わっていた私は、
「はい、力不足ではありますが、喜んで引き受けさせていただきます。」
と答えた。
正直不安だった。
だって、うすうす思っていた、「教師やめよう」って決意したきっかけもこの子たちだったから。
1学期の避難訓練。
授業には自信があった私の授業で、男子の殴り合いのケンカが同時に5件起きた。
担任の先生も呼んだ。
休み時間になって、通りかかりの高学年までもケンカにまきこんで事件は大きくなる。
図工だったから、ハサミふりかざす奴もいて、けが人出さないことに必死になってその時間は終わる。
2~6年の図工を担当していた私は、一人男の子を抱えつつ、他の学年の男子を帰し。
そしてその一人の、衝動を止められない男子を抑えていたら、6年生が通りかかって。
「お、アネゴ!!(6年男子は私をこう呼ぶ)
今、アネゴが抑えてる奴、オレの弟!つよいっしょ☆( ゚∀゚)彡」
・・・尋常じゃないって。(T_T)
「こいつらが6年になる前に教師やめよう」と。
今3年生だから全力でもなんとか対処できるんだし。
そう堅く決意するに及んだきっかけとなった学級。
「つよい」ヤツが多すぎる。
・・・ただ、話通らないヤツなんて一人もいなかった。
今、思うとね(;´Д⊂)
女子は女子で、男子のカゲキっぷりに便乗して、「止める口実」で教室にいなかった。
ツライコトはしたくない、本能だよ。
そんな状態だったキミたちが今、教室でこうして立っている。
「先生、ごめんなさい」を言うために。
たかだか朝自習のために。
「ごめんね。」
それが、あたしの精一杯。
ここから、この体験から、何かを学ばせてあげれられる先生じゃないといけないのに、それが精一杯。
「2時間目から、ちゃんとするから。」
それしか言えなかった。
1時間目の終わりに、いつものように子どもたちがあたしの周りに集まってきた。
さあ、終業式、いよいよお別れのとき、どうしよう、なんて伝えようか。
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コメント
先生だって、ひとりの人間だから、
時として感情的になってしまうもの。
でも今回、たまが怒鳴ったことを子ども達はちゃんと受け留めて、
悪かったって反省できてるのは、大きな成長だと思います。
たまがこの半年全力で向き合ってきたから、
こどもたちはいい意味で変わったんじゃないかな?
担任前の状態のままだったら、みんな、ごめんなさい
って言えなかったんじゃないかな、なんて思った。
たまの力で、生徒達はこれだけ成長できたんだね!
たま、すごいよ!!(月並みな言葉でゴメン)
毎度毎度、おいらを泣かせるんじゃねーぜ(ノ´ω`・。)
投稿: yukko | 2008年3月24日 (月) 15時17分
毎度思うけど、すごいなぁ。TVや映画みたいなあざとさのない、ほんとうのドラマって感じがする。
TVや映画は理想的な感動シーンへ向けての複線的困難があって、それがあざとさ・嘘っぽさになってるんだろうけど(それでも感動してしまうことは多々あるけど・笑)、たまちゃんからは複線としてじゃなく、その場その場の教育に本当に親身になって挑んでる姿勢が文章を読むだけでも伝わってくる。それが子どもたちにも届いて、お互いの信頼・親愛関係になってるんだろうな。
何事も、どんな辛いときでも、近道しようとせずにまず目の前の困難に向き合ってクリアしてくことが成長なんだな。勉強になります、先生!
投稿: G | 2008年3月22日 (土) 00時57分
きっと生徒たちにとって
かっきーは一生に一人の先生だね。
教科教育よりも大切なことだと思う。
投稿: レソ | 2008年3月22日 (土) 00時11分
教育現場っていいね。
あなたの日記みてるとそう思う。
大変な仕事なんだろうと思うけどね(*・ω・)
投稿: むげじゅ | 2008年3月21日 (金) 23時56分